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まずは

​芦田宿のおはなしから

江戸の昔から、中山道の宿場として栄えた芦田宿は、

平成に入ってからも立科町一番の商店街としてにぎわっていました。

しかし、平成4年に大手スーパーマーケットがオープン。

芦田宿商店街の中心だった地元資本の小スーパーはそのあおりを受けて閉店。

訪れる人、歩く人の数は減り、芦田宿は次第に寂しい街となっていきました。

 

このままじゃいけない。明日の芦田をなんとかしないといけない。

そういう思いを同じくする人が集って、

2018年に「芦田宿商店街にぎわい創出グループ」が発足しました。

グループでは、ディスカッションミーティングや2回に渡る街歩き会を開催。

それから、長野市から先生をお呼びして勉強会も開きました。

題して「芦田宿商店街のエリアポテンシャルと地域の課題について」。

この勉強会終了後、参加者29名にアンケートを行いました。

「これからの芦田宿に必要なものは何だと思いますか?」

その結果、答に上がったものベストスリーは次の通りでした。

  人の集まれる場所    15名

  飲食店・カフェ     11名

  観光客が寄れる店    8名

町に住んでいる人や観光のお客さまが集まる飲食店やカフェがあったらいいな。

多くの人がそう思っていることが表れた結果でした。

それでは次に

​二川透のおはなしを

わたくし二川透は、1962年北海道室蘭市生まれ。今年58歳になります。

はげてさえなければ若く見られたと思うわ。

東京で11年のサラリーマン生活後、千葉県の有機農家で住込み農業研修。

1999年、34歳のときに立科町に有機農家の卵として移住。

2005年に料理に目覚めて独学。畑は下手だったのに料理は上手だったのよ。

2008年に農家をやめて福祉施設「たてしなホーム」の給食のおじさんになりました。

農家になって10倍しあわせになって、調理師になって更に100倍しあわせになったので、

結果1000倍のしあわせってことね(110倍じゃないわよ)。結婚もできたしね。

しあわせは1000倍でも、時給790円では暮らしはカツカツよ。

2018年が明けて、給食のおじさんになって10年目が目前に迫って来て、

このままこういう暮らしが続くんだろうかって考えちゃったわけ。

あたしはそんな上昇志向の人間じゃないんだけど、

人生の次のステージにどうやったら昇れるんだろうって思っちゃったわけね。

それで何をするにしたってお金が必要だと思うんだけど、貯金はゼロなのよ。

あなただったら、こういうときにどうすると思う? 

あたしはね、妻には悪いと思ったけど、2018年2月に勤めを辞めちゃったわ。

​私たちの

二川透は

​芦田宿の物件を探しまくった。

■ 2018年2月 最初の物件、旧「清水商店

 勤めを辞めて早々、まず取組んだのがかつての

物雑貨店だった旧「清水商店」。

 大家さんも好意的でしたが、建築家の方に見て

だくと、厨房設置などの改装工事は大変な金

になりそうだとのことでした。大家さんから、

立科町商工会の相談員の方や、八十二銀行の融資

担当の方をご紹介いただき、談しながら検討を

進めました。

 立地は最高でしたが、やはり工事費がネックと

なり飲食店開業は困難との結論になりました。

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​ものがたり

あたしは実はね、それまでに割といろいろ経験を積んだのよ。

2012年から上田市柳町商店街の日替わりシ

ェフのお店「コラボ食堂」にて、「はじまる

飯店」の名で月数回の出店をしました。

2020年にやめるまで137回出店したわ。

2015年にイベントの懇親会のお料理を担当。

献立と仕入と現場指揮で、10数名のボランテ

ィアといっしょに140名分のお料理をやりま

した。

幸いにもご好評をいただいて、2017年にも同様のイベントにて懇親会のお料理を担当。

20数名のボランティアといっしょに280名分のお料理を出しました。

もうちょっといろいろあるけど、こんなところにしておくわね。

わたくし二川の料理はビーガン料理っていうのです。

肉や魚に加えて、卵や乳製品など、動物由来の食材を一切使いってやつね。

独学してた時に試食をお願いしたお友だちに肉を食べない人が多かったのね。

「コラボ食堂」を始めてからもビーガンのお客さまが多くて、

そういうお客さまを逃がしたくなくて、ビーガンで尚且つおいしい料理を工夫しました。

そうして段々形になってきたあたしのお料理は、

肉や魚に負けないパンチとご馳走感の、ユニークなビーガン料理になったと思うのよ。

 

さてさてそれで、勤めを辞めた二川は、やるなら飲食業だと当然思ったわけね。

歌手になるよりかはうまくいくと思ったわ。

それで、やるなら地元立科町で是非やってみたいと思いました。

最初は正直言って、立科町の芦田宿以外の場所も頭の中でいろいろ考えていたのよ。

それで、芦田宿に物件を所有している方が知り合いだったので、

まずはそことの交渉を始めてみたりしました。

そうしてるうちに、長野市から先生をお呼びした勉強会をやるっていうのね。

題して「芦田宿商店街のエリアポテンシャルと地域の課題について」。

タイトルに引き寄せられて、あたしも参加してみました。

そこで「芦田宿商店街にぎわい創出グループ」のみなさんと出会えたわけ。

そのあとグループの集まりにも参加して、

みんなが本気で今の芦田宿をなんとかしたいと考えていることもわかりました。

あたしが本気になったのはこのときからかな。

もう絶対に芦田宿でやってみようと思ったわ。芦田宿も大好きになっちゃったしね。

元気をなくしているこの街が、面白くイケてる街になるのが見たいと思ったのよ。

やるのはやっぱりビーガン料理のカフェレストランだわね。

そしてもう、そのときお店の名前も決まってました。

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その名も「はじまるカフェ」。

何かがはじまるこの街で、

何かがはじまるカフェなのよ。

■ 2018年10月 2番目の物件、旧「藤屋商店

 次に、脇本陣の跡地に建つ、大正年間建築の旧

「藤屋商店」と交渉を始めました。

 かつての食料品店で現在は空き店舗となってい

す。大家さんは快諾して下さり、ここでやろう

いうことで気持ちも定まりました。

 しかし、ここも厨房設備がなく、水道の配管が

いことなどが響き、730万円という改装工事費

見積りが出ました。

 予想を超えた高額の見積もりを受け、長野県

「地域発元気づくり支援金」の申請に取組むことにしました。12回の申請書書直しなど力を尽くしましたが、2019年3月に不採択が決定しました。

 その後も引続き、八十二銀行との融資交渉を進めながら、経営計画の練直しを重ねました。しかし、開業資金が1千万円近くに膨らみ、最終的にこの物件での開業を断念いたしました。

■ 2019年8月 3番目の物件、旧「町区五部公民館

 次に、かつての校長先生向けの住宅だったとい

う、「町区五部(五班)公民館」の交渉を始めま

した。

 交渉相手は町区の五班であるということで、

さんや班長さんにも動いてもらい、班の総会で

了承を得る段取りを整えました。

 改装工事の見積もりは約140万円で、開業に必

要な資金を600万円と算出して、八十二銀行との

交渉も進めました。

 しかし、班内からカフェに賃貸することを疑

する声が出て、班長さんもそれを無視できず、班の総会を待たずして、この建物でのカフェ開業はあきらめてほしいという旨の連絡が、班長さんからありました。

■ 2019年11月 4番目の物件、旧「大島薬局

 今までの物件は建物が古く、大規模な改修が避

けられないものでしたが、比較的新しく、建物と

して非常に快適な物件が中心地に残っていました。

 この旧「大島薬局」は、過去に何人かが借受の

渉したが、まとまらなかったと言われる物件で

す。大家さんと親しくしていたことがあるという

方に、仲介をお願いして交渉を始めました。

 なかなかご本人とお会いすることができず、

接お話しできたのは翌年の1月でしたが、結局、

提示された月8万円の家賃の減額のお願いを受入れ

ていただくことができず、最後はこちらからお断りする形となりました。

■ 2020年2月 5番目の物件、旧「滝沢氏住宅

 旧「清水商店」からT字路をはさんで反対側に旧「滝沢氏住宅」があります。

 この物件は、既に昨年10月から町議さんのお1人が、「保科五無斎展示館」とする構想で借りていました。しかし、物件が広く、残された家財道具が膨大で、準備にご苦労されていました。

 旧「大島薬局」断念の2日後、二川から町議さんに、保科五無斎の展示室は確保するので、その物件を借りれないかとお願いしました。すぐに町議さんと大家さんと二川で話し合いが持たれ、

3月より二川が借受け、展示室を無償で提供することで、3者が合意しました。

 家賃は月1万5千円、家屋の改変自由という好条件でした。

ここに晴れて「はじまるカフェ」の物件が決定いたしました。

チープな建材で外装を補修してあるのでそんな感じがしないのですけれど、

築100年の古民家です。

とても居心地のよい、立地も最高の物件です。

「はじまるカフェ」は

​ こんなお店よ。​

「はじまるカフェ」の6つのコンセプト

 1.まちのみなさまの交流の拠点

 まちの未来を考えるお客さまが交流して、新しい動きが生まれるようなお店を目指します。 

2.まちへのお客さまのおもてなしの拠点

 まちへのお客さまのおもてなしの拠点まちを訪れるお客さまにくつろいでいただき、まちの良さを伝えられるお店にします。

3.お肉大好きのお客様も大満足のビーガン料理

​ どなたにも親しんでいただけるオンリーワンのビーガン料理をご提供いたします。

4.地産地消で身土不二を進め地域に富を循環

 季節の畑からもたらされる恵みを中心にメニューを決め、地産地消にこだわります。

5.地域の情報が集まる拠点

​ 広報活動などに積極的に協力して、まちの様々な活動を応援して盛上げるお店にします。

6.お客様のご協力で利益を上げ続ける店づくり

 セルフサービスを取入れてお客様にもお手伝いいただき、人件費を抑制します。合理的な経営を心掛け、作業手順や業務の段取りを徹底的に見直して末永く営業を続けていける店づくりをします。

​店内レイアウトはこのボタンをクリック

店舗周辺図はこのボタンをクリック

こんなお店です

最後の関門は銀行融資。

そして、そこは

開かずの門だった。

すばらしい物件が決まり、店舗のイメージも固まって、残る関門は銀行の融資でした。

開業費用を450万円と見積もり、経営計画を添えて融資をお願いしました。

新型コロナウイルスで飲食業界が苦境に立たされたことも関係したと思います。

銀行の担当者は、経営計画通りの売上が立つとは到底思えないと言いました。

運転資金は1年分は見てもらいたいとも言いました。

これはあり得ない話で、融資はほぼ断られているも同然でした。

さて、どうしよう。物件が用意できても、これではお店はできません。

まず、

必要最小限の意味をもう一度考え、

開業費の更なる圧縮に取組みました。

(5月12日見直し)

最低限の開業費として

320万円減の130万円でやれそう

​という見込みが立ちました。

【見直し後130万円開業費の内訳】

・水回り改修工事           714,000円

・厨房及び店内設備備品費        43,000円

・設計事務所に未払料金        543,000円

 (現地調査・基本設計・実施設計・補助金申請補助他)    

        合 計      1,300,000円

開業費のご説明

 ★1  ガス給湯器が下欄と二重に計上されている。

 ★2  ふるまい営業しながら終了済(5月12日)。

 ★3  とりあえず現状の内装のままできることをやる。

 ★4  どこかの空き部屋にためておく。処理はあと。

 ★5  照明機器等に43,000円を計上し、残りは手に入ったものでなんとかするを徹底する。

 ★6  これは儲かってから。

 ★7  残念だけど儲かってから。

 ★8  なくてもなんとかなる。

 ★9  とりあえずなしで考える。

 ★10 クラウドファンディングから分離する。

 ★11 クラウドファンディングから分離する。

​【見直し減額△320万円内訳】

・水回り改修工事        △100,000円 ★1 

・LPガス設備工事       △100,000円 ★2

・内装及び備品用木材等資材   △400,000円 ★3 

・粗大ごみ家電ごみ処理費     △ 40,000円 ★4 

・厨房及び店内設備備品費    △797,000円 ★5

・設計事務所に未払料金 

・ウエブサイト制作       △250,000円 ★6 

・ロゴマーク等デザイン     △100,000円 ★7 

・ユニフォーム、印刷費等     △57,000円 ★8 

・2カ月売上相当分運転資金   △864,000円 ★9 

・開業までの家賃水光熱費      △92,000円 ★10

・開業までの生活費       △ 400,000円 ★11 

        合 計   △3,200,000円

【当初450万円開業費内訳】

・水回り改修工事           814,000円

・LPガス設備工事          100,000円

・内装及び備品用木材等資材      400,000円

・粗大ごみ家電ごみ処理費        40,000円

・厨房及び店内設備備品費       840,000円

・設計事務所に未払料金        543,000円

 (現地調査・基本設計・実施設計・補助金申請補助他)

・ウエブサイト制作          250,000円

・ロゴマーク等デザイン        100,000円

・ユニフォーム、印刷費等        57,000円

・2カ月売上相当分運転資金      864,000円

・開業までの家賃水光熱費(4か月)    92,000円

・開業までの生活費(10万円✖4カ月) 400,000円

・その他経費(450万円には未計上)        0円 

        合 計      4,500,000円

​ ​この130万円で必ず開業までやり遂げます。

どうか「はじまるカフェ」開業を現実のものとするために、

明日の芦田宿に明るい未来を引き寄せるために、

みなさまのお力をお貸しください。

1円からで結構です。開業資金をご支援ください。

クラウドファンディングにご協力ください。

寄付をする

クラウドファンディングのお願い

1円からでも結構です。

開業資金のご支援をお願いいたします。

 

返礼品(リターン)は特にご用意しておりません。

お店を末永く営んでいくことで

ご恩返しとさせていただければ幸いです

 

★【方法その1】銀行振込によりご入金

   

 八十二銀行 望月支店 普通預金 0356741

 フタカワ トオル

 

※ インターネットバンキングにて毎日入金状況を確認し、「日付・振込元イニシャル・金額」をウエブサイト上にてご報告いたします。

 

★【方法その2】店頭の募金コーナーにて

  

注目!「はじまるカフェ」店頭にて

お弁当の無料提供

4月22日(水)より毎日 6月14日にて終了

11時30時~お弁当が無くなるまで(月曜日を除く)

クラウドファンディング終了まで

 

ご試食いただいて、「はじまるカフェ」店頭の募金コーナーにて

カンパ・募金をよろしくお願いいたします。

※ 1日の合計金額をウエブサイト上にてご報告いたします。

 

★【方法その3】現金を手渡し・郵送

いつでも、どこでも。二川透を見かけましたらどうぞ。

​住所は、このウエブサイトの末尾にあります。

 

※ 「日付・支援者のイニシャル・金額」をウエブサイト上にてご報告いたしす。

​■ このプロジェクトは「キャンプファイヤー」「レディーフォー」「マクアケ」といったクラウドファンディングの既存のプラットフォームを利用しておりません。

■ パンフレットやこのウエブサイトにてプロジェクト内容を告知し、銀行口座振込あるいは現金による寄付をお願いしています。クラウドファンディングの進捗状況は、1日1回更新するこのウエブサイト上、及び1週間に1回以上更新するYouTube上の動画にて一ご報告いたします。この点をご理解の上、ご協力をお願い申しげます。

(※) 既存のプラットフォームを利用すると、10数%~20%の手数料がファンディング金額から控除される他、実際の入金がプロジェクト終了後から1~2カ月後となります。その間の準備作業の中断を避け、ご支援がある度に、その金額でできることに迅速に取組めることを狙い、このような取組みといたしました。

 

 

▶YouTubeチャンネル 

「はじまるカフェ」にて最新情報発信中!

開業資金として

130万円を目標金額に、

ご支援をお願いしております。

どうかお力添えを

心よりお願い申し上げます

お問い合わせ
お問い合わせ・連絡先

携帯電話 090-2339-7502

メールアドレス  ​nagare@sas.janis.or.jp

住所  〒384-2303

​    長野県北佐久郡立科町塩沢121

​              二川 透

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